けんぴあブログ

自然体で生きる

映画『愛唄 ―約束のナクヒト―』感想

動画配信サービスで『愛唄 ―約束のナクヒト―』を観ました。2019年の映画です。

泣ける映画からのチョイスで、横浜流星さん、清原 果耶さんのファンでもあります。

この作品は、主人公の野宮透(横浜流星さん)が、医者から、突然いのちの期限を告げられ絶望しているときに、拾った一冊の本がきっかけになり、残された時間を懸命に生きていく作品です。

わたしは、この作品を観て、あらためて生きることについて考えさせられました。
いのちは有限で誰でもいつかはこの世を去ります。

そして、突然その期限を告げられることだってあります。
なのに私は、毎日を何となく過ごしているだけで、人生を生きているという実感は、正直ありませんでした。

人生をすでに折り返しているのに、こんな生き方をしていて良いのかと、時々思うこともあります。

そして作品の中で「生きるって時間の長さだけじゃない」という言葉が印象に残りました。

そして、伊藤凪(清原 果耶さん)の母、佐和役の富田靖子さんの迫真の演技は感動して涙が出ました。
一日でも長く生きていてほしいと願う親心が伝わる演技でした。

透の旧友、坂本 龍也(飯島寛騎さん)に関しては、初めからずっと、なんか好かないヤツだなあと思っていました。
ところが最後に、予想外の展開で驚かされました。

病院の屋上で唄うシーンでは、曲も良かったし、感動して泣きしました。

この作品を観て、もう一度、生きることについて考えてみようと思いました。