映画『弱虫ペダル』感想
動画配信サービスで『弱虫ペダル』を観ました。2020年の映画です。
タイトルから、弱虫が強者を打ち負かすのを想像してチョイスしました。
この作品は、友達の居ないオタク高校生が、ひとりのクラスメイトの誘いがきっかけで、仲間、居場所をつくっていく物語です。
自転車競技においての、1分間のペダルの回転数のことを「ケイデンス」、登り坂を得意とする選手を「クライマー」、立ち漕ぎを「ダンシング」などといった用語も出てきて、とても興味深かったです。
自転車、ヘルメット、ウェアなどはかっこよくて、レースを観ていると自然に力が入って、がんばれー!と応援してしまいました。
チームにおいて、個々がそれぞれの役割を果たすために頑張る。それを互いに支えあう。
職場でも、そういうところで働けたらいいなぁと思いました。
競技ではないにしても、仲間とともに汗を掻いて何かをやり遂げるっていいよなぁ。
ストーリーに目新しさは感じられませんでしたが、楽しく観れたし、友情もあり感動しました。
永瀬廉さんの演技が、小野田坂道のオタクで気弱な感じが出ていて、とても良かったです。
この作品を観て、自転車に乗りたくなり、仲間っていいなぁと感じられました。