けんぴあブログ

自然体で生きる

映画『ワンダー 君は太陽』感想

動画配信サービスでワンダー 君は太陽を観ました。

泣ける映画の中から、たまにはアメリカ映画を観ようとチョイスしました。2017年の映画で、主演はジュリア・ロバーツです。

この作品は、少年オギーが、遺伝子の疾患による特別な容姿のせいで、学校でいじめにあいます。しかし、めげずに学校に通い続けると、少しずつクラスメイトが変わっていくというストーリーです。

私は、この作品を観て主人公は一人ではないと思いました。


私がオギーの立場だったらどうだろうか…
学校に行けただろうか。
おそらく私だったら学校に行く勇気はなかったでしょう。もし行けても、一度いじめを受けてしまったら二度と行く事はできないでしょう。


オギーの親友ジャック…
自分は、ジャックのようにオギーと普通に接する事ができるだろうか。
いじめっ子のジュリアンの誘いを断り、オギーと給食を食べれるだろうか。
そんなことをしたら、ジャックだって、いじめの対象になってしまった可能性はあったと思う。それでもオギーと居ることを選び親友になれるだろうか。
自分が普通に接する事ができるかは、正直自信がありませんでした。


親の立場ではどうだろうか…
オギーの母親イザベルのように、普通の学校に入学させただろうか。
きっと、いじめられるのを恐れて、わたしは自宅で学習させることを選択してしまうと思います。

オギー、ジャック、イザベルの揺るぎない信念を感じました。


オギーの姿勢が、周りの人々の心を動かしました。
そして、家族も友達たちも、そして先生たちも、みんな強くてやさしい素敵な人ばかりでした。みんなが主人公だと思います。

印象的だったシーンはいくつもありましたが、とくに修了式で、オギーが、みんなの模範となる優秀な生徒として表彰されるシーンは、感激して一気に涙が溢れ出てしまいました。

この作品は、友情、愛情があふれる、そして勇気がもらえる映画でした。

いじめは子供たちに限らず大人の世界でもあります。多くの方がこの作品を観て、やさしい社会になることを願います。

最期に…
わたしの推しはジャックです😄