執着しすぎないために
2022年最後の日に、
100歳の精神科医 髙橋幸枝先生のご著書「こころの匙加減」を手に取った。
随分前に購入したものだ。
毎日を穏やかにちょうどよく生きるための匙加減が紹介されている。
中でも「執着しすぎると本当に必要なものを見失う」というのが、興味深かった。
「絶対の正解はないのだろう」と、私自身も思っていたからである。
今まで正しいと思って実践してきたことが、突然、正しくないとされる。
そんな理不尽なことが起こる。
方向転換を余儀なくされる。
それが世の常だと。
だか、私は少し意固地なところがある。到底、納得がいかない。
いつまでも執着しすぎて失ったものも少なくなかった。
私はこの本を読んで学んだ。
「自分が最も優先すべき目的はほかにないか」と確認することで、
執着をうまく手放せることを。
今後は、疲弊することのないよう臨機応変に対応していこう。