意思の弱い私でもタバコをやめられました。
私が煙草をやめようと思った頃というのは、世間も禁煙を求める風潮にあった頃で、禁煙場所が次々と増えていったと思います。
吸いたいときに、近くに喫煙所がなくイライラしたことを記憶しています。
そんな時期に、たまたま喫煙者と嫌煙家の肺の比較写真を見たのです。喫煙者の真っ黒な肺を見た時に、このままではいけないと思いました。それに煙草の価格も上がっていて、「1日何本だから月にするといくら、1年でいくら、10年吸い続けたらいくら」なんて、皆さんも一度は計算したことありませんか?😃
そして煙草をやめることにしましたが、そんなに強い決意ではありませんでした。というのは、私は意志が弱く、何をやっても中途半端でやめることが多かったからです😅
私は、1日に20本前後吸っていました。食後や仕事の合間のいっぷくは最高にうまかったですね😆
そんな私が実践した、吸いたくなったときの対処法をご紹介いたします。
①「歯を磨く」
私の場合、歯を磨いた後など、口の中がスッキリしているときに煙草を吸っても、おいしく感じられませんでした。(喫煙者の方みんなが、そうなのかはわかりませんが)
なので、禁煙するにあたり、煙草を吸いたくなったら、歯を磨くようにしました。食後だけではなく、吸いたくなったら歯を磨くのです。
②「寝る」
自宅にいる時には「寝る」。これもよかったですね、さすがに寝ているときに吸いたくなりませんので😃
③「心の中で戦う」
これは私にとっていちばん効果的でした(笑)
当時、働いていた会社で、先輩風を吹かしている年下の上司(20代後半)がいました。すごく陰険な人でした。新人に対し、仕事内容をろくに説明もせず、ワザと新人がミスする様に仕向けて、ミスするとネチネチとしつこく文句を言ったり、「あいつ使えねぇ~」「使えねぇ部下を持って、俺ってかわいそうだろ」「俺って大変だろ」と周りに吹聴したり、自分より先輩にはペコペコし、上層部には自分の部下は使えないけど頑張っていますアピールという有様です。退職に追い込まれた社員は数知れません。
えっ、何の話?と前置きが長くなりましたが、この憎たらしい上司を禁煙に利用するのです。(因みにこの上司は喫煙者です。)
心の中で、この上司と戦います。(笑)
煙草を吸ってしまったら自分の負け😩、禁煙できたら自分の勝利とします。😤
煙草が吸いたくなったら思うのです。
「ここで吸ったらあいつに負ける😣」
この上司が吸っているのをみたら、
「煙草をやめられなくてお気の毒に」蔑む感じで😏
「煙草をやめられないのはお前で、やめられるのは私だ!」
と、うさぎ🐰とかめ🐢の童話のように、最後に勝つのは自分だと。
私にはとても効果的でした。それだけ憎たらしい奴だったんです。
そして禁煙を始めてから1週間経ち、1か月経ち、吸い魔が襲ってきたら、「もし、ここで吸ってしまったらあいつに負けてしまう」、「今、ここで吸ってしまったら、今までの1週間が無駄になる、1か月が無駄になる。」と繰り返し自分に言い聞かせます。
絶対、あいつなんかに負けたくないという気持ちが強く、吸いませんでしたね~
そうしていくうちに、吸い魔が襲ってくるスパンが徐々に長くなっていきます。
近くで煙草を吸う他人の煙が苦しいと思うようになっていきました。街を歩いているときにも、「うん?煙草の臭いが」と、周りを見回すと15メートル以内に煙草を吸っている人が居たりするぐらい煙草の臭いには敏感になりましたね。
しかし吸い魔は、1年経っても、2年経っても襲ってきます。
ですが、時が経つほど、襲ってくるスパンは長くなり、威力も弱まっていきます。
私は煙草をやめて11年が過ぎました。
どこの職場にも自分と合わない人、苦手な人は居ると思います。
私は、そんな職場のストレスを喫煙で発散するのではなく、逆に禁煙に利用してみました。ただ、禁煙後に体重は8kg増になりましたけど😓
次は職場の人間関係ストレスをダイエットに利用しようかな😄