けんぴあブログ

自然体で生きる

映画『犬と私の10の約束』感想

動画配信サービスで犬と私の10の約束を視聴しました。
2008年公開の映画で、わたしは、確か今回で3回目の視聴になると思います。

選んだ理由ですけど、最近は泣ける映画の中から選んでいます。と言うのも、動画で、精神科医であります樺沢紫苑先生が、「泣くことで感情を表出し、ストレス発散になる」と仰っていたからです。
たしかに泣いた後はスッキリするんですよね。

それから、わたしは所謂イヌ派かネコ派かと聞かれますと、イヌ派です。中でも、柴犬やゴールデンレトリバーが好きなので、それも、この映画を選んだ理由になります。

主人公の斉藤あかり(田中麗奈さん)は、自己の成長とともに、ソックス(ゴールデンレトリバー)への気持ちが薄れてしまうんですよね。
いつしか邪険に扱うようになってしまって。

はじめて斉藤家に子犬(ソックス)が来たときの気持ちとか、母親に聞かされた10の約束も忘れてしまっている。
わたしは、そういうあかりを見て、すごく悲しい気持ちになりました。

仕事の都合だからと言って、簡単に他人に預けたりしないでほしいと思いました。ソックスの気持ちを考えてほしいと…

動物を飼うなら最期まで責任を持たなくてはいけない。それは言葉で言うほど簡単なことではないと再確認しました。

わたしは、随分まえに一度だけイヌ(mix)を飼ったことがあります。
ソックスを看取るシーンでは自分の飼っていたイヌと重ねて見てしまい、「あのとき、もっと、もっと一緒にいてあげればよかったな」と、涙が出てしまいました。

田中麗奈さんの迫真の演技も印象的でした。

ストーリー的に目新しさは感じませんでしたが、動物を飼われている方は、きっと考えさせられる映画だと思います。

現在はペット不可のマンション住まいなので飼えませんが、いつかまたイヌを飼いたくなりました。

今度、犬カフェに行ってみようかな。