けんぴあブログ

自然体で生きる

中型車8t限定解除しました

中型車8t限定解除しました私は元々、普通免許を持っていましたが、平成19年6月2日に道路交通法の改正があり、皆様ご存じの通り、新しい免許区分で「中型免許の中型車は(8t)に限る」になったんですよね。今回は、その8t限定を解除してみました。解除しますと最大積載量が6.5t未満、車両総重量は11t未満、そして乗車定員が29人以下の車両の運転が可能になり、いわゆるマイクロバスも運転できるようになるというわけです。

その8t限定を解除するためですが、私は先ず教習所をネットで探して入校しました。この限定解除の審査は、どこの教習所でもやっているわけではないようですので事前に確認したほうがよいです。まず教習所に申込みに行き、教習料金を払いました。私が入校した教習所では、入所金¥33,000、適正検査代¥3,300、技能料金が¥35,750、(¥7,150×5時間の技能講習があります)それから卒業検定料金が¥6,600、合計で¥78,650払いました。乗り越しがあった場合には、その分、技能料金が加算されます。

次に視力検査と深視力検査があります。視力検査はわかりますが、深視力検査?は初めて耳にしました。深視力検査というのは、箱状の検査機器を覗くと①3本の棒が並んでいます。②3本の棒のうち、真ん中の棒だけが手前や奥へと動きます。③真ん中の棒が左右の棒と並んだときに手元のボタンを押して止めます。そのズレや並び具合で遠近感を図ります。それを3回おこない、平均誤差が2cm以内で合格です。かすみ目に老眼気味の私には結構厄介な検査でしたが、2回目でなんとか合格しました。本当にわかりづらいです😓これで入所手続きは終わりです。

そして日を改めまして入所式がありました。入所式では、適性検査をおこない、運動機能、健康度、性格特性、運転マナーなどの診断結果が出ます。この結果は合否には関係ないとのことで、安全運転の参考にする程度でよいと思います。あとは、予約の取り方やキャンセルなど、教習所の説明を聞いて入所式は終わりです。

そして、いよいよ技能教習ですが、1日に乗れるのは2時間までです。なので、1日に2時間続けて乗れる日を2回と、1時間乗れる日を1回、全部で3回の5時間を予約しました。技能教習では、車両が大きいので、感覚をつかむまで苦労しました。とくに私は、隘路(あいろ)が苦手でした😅車両を収め停止させます。YouTubeで「中型あいろ」と検索すると教習所の動画が出ていますので、見ていただくと、どんなものかわかると思います。教習中は緊張で常に汗だくでした😅それでも何とか乗り越しなく卒検を受けることとなりました。全く合格する自信はありませんでしたけど。

卒検の日は、「今回は落ちてもかまわない、もう少し技能教習で練習しよう」くらいの気持ちで挑みました。それがかえってリラックスできたのか、今まででいちばん上手く乗れたと思います。そして合格発表、電光掲示板に私の番号が点灯、ついに8t限定免許の限定解除審査に合格しました!合格者は卒業式で技能審査合格証明書を受け取り終了です。

最後に免許センターへ免許証の申請に行きます。免許証の申請方法は都道府県によって違うかもしれませんので、事前にご確認ください。免許証の申請に予約が必要な都道府県もあると教習所の人が言っていましたので。持参するものは、①運転免許証教習所でもらった技能審査合格証明書手数料¥1,400でした。申請書は免許センターでくれますので、言われたとおりに記入すればOKです。まず窓口で申請書類と免許証、手数料を払い、そして免許センターでも、また視力検査と厄介な深視力検査😓があります。私は、かすみ目対策として目薬を持っていきました。効果の程はわかりませんがなんとか合格でした。(本当に苦手です😅)すべてが終わりますと免許証が返ってきます。限定解除の場合は、免許証に日付と中型限定解除と裏書されるだけです。(住所変更した時みたいに)

今回は、マイクロバスでの送迎など、仕事の幅も広がると思い免許を取得しましたが、教習所に通うことで、方向転換やクランクでのハンドルの切るタイミングなど、あらためて勉強になりました。ベテランドライバーであっても、たまには教習所などの動画を見たりするのも、すごく勉強になりますよ。

教習所職員の皆様、大変お世話になり、ありがとうございました。